VPS上でウェブサイトを開発または運用する際、PHPエラーを記録することは、問題を迅速に検出し解決するための重要なステップです。この記事では、PHPエラーログを有効にし、効率的にエラーを確認する方法をご紹介します。
なぜPHPエラーログを有効にする必要があるのか?
PHPエラーの記録は以下に役立ちます:
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ソースコード内のエラーを早期に検出できます。
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500 Internal Server Errorの原因を特定できます。
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ウェブサイトの動作を監視・確認できます。
VPSでPHPエラーログを有効にする方法
1. cPanelを使用する
ご利用のVPSがcPanelを使用している場合、以下の手順でPHPエラーログを有効にできます:
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cPanelにログインします。
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Select PHP Version を選択します。
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Switch to PHP Options をクリックします。
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error_reporting
をE_ALL
に設定します。 -
display_errors
をOff
に設定し、ブラウザにエラーが表示されないようにします。 -
設定は自動的に保存されます。
2. php.ini
ファイルを使用する
php.ini
ファイルにアクセスできる場合、以下の行を追加または編集してください:
/path/to/your/error.log
を実際に使用したいログファイルのパスに置き換えてください。
3. .htaccess
ファイルを使用する
php.ini
を編集できない場合は、ウェブサイトのルートディレクトリにある .htaccess
ファイルで以下の設定を行うことができます:
注意: サーバーが
.htaccess
でのPHPディレクティブの使用をサポートしていることを確認してください。
記録されたPHPエラーを確認する方法
PHPエラーログを有効にした後、指定したログファイルにエラーが保存されます。確認するには:
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FTPまたはファイルマネージャーでログファイルにアクセスします。
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ファイルをPCにダウンロードし、Notepad++ や Sublime Text のようなテキストエディタで開きます。
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エラーメッセージの行を探し、ソースコード内の原因や場所を特定します。
注意: ログファイルのサイズが大きい場合、ブラウザで直接開かないでください。フリーズの原因になります。
結論
PHPエラーログを有効にすることは、VPS上でウェブサイトを開発・運用するうえで非常に重要なプロセスです。問題を素早く発見し修正できるため、安定した効果的なウェブサイト運営に繋がります。
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